Search

SYNC レーザ回折・散乱と動的画像解析の組み合わせ

Laser diffraction analyzer SYNC
見積依頼
このページを印刷する(PDF)

言語:

粒子解析の新提案

Microtracのコア技術であるレーザ回折・散乱式と動的画像解析式を1台の装置に融合。特許取得済のシンクロナイズ測定技術により、一度の測定で、粒子径分布と粒子形状の多角的な評価を実現しています。

  • 1つのサンプル
  • 1台の装置
  • 1つの試料供給
  • 1つのサンプルセル
  • 1度の測定
SYNCによる多角的特性評価は、品質管理、材料・製造プロセスの最適化、そして研究開発に重要な情報を提供します。
操作性のよいソフトウェアにより、粒子径分布、そして、粒子形状を合わせて解析します。SYNCは、0.02~2000μmの幅広い粒子径範囲を高精度、高分解能に測定することが可能です。

"Microtrac Syncは我々が研究する様々な粒子のサイズと形状のデータを生成する非常に信頼性の高い手段です。マイクロトラックの使いやすさとサポートには感心しています。 "

Bob Grasso

W. L. Gore & Associates

"気泡の可能性を軽減するため、パウダーをウェットシステムに正しく懸濁させるという点で、少し学習が必要だったが、アプリケーション・チームは我々が抱えていた問題に迅速に対処してくれた。見事に作動しています。 "

Christopher Massar

Worcester Polytechnic Institute

"マイクロトラックは35年以上使用していますが、信頼性は抜群です。装置は使いやすく、再現性のある結果が得られます。私見ですが、マイクロトラックという名称は非常に広く使われているため、粒度分析という用語の代わりに使われることがよくあります。 "

David Sobieniak

Saint-Gobain

"高分解能な結果と豊富な解析オプション。短時間測定。"

Ilmars Preikss

Latvia University of Life Sciences and Technologies

"使い方はとても簡単。液体、固体を問わず、様々なサンプルに対して迅速かつ正確な結果が得られます。"

Maxime Drolet

Pyrotek

"使いやすく、再現性の高い結果が得られる。 "

Chris Ooms

Cabot Corporation

信頼できるレビューが提供されています

粒子径分布・粒子形状分析装置 SYNC

  • レーザ回折(ISO13320:2020)及び動的画像解析(ISO13322-2)を用いた0.02~200μmの粒子径及び粒子形状解析
  • 3本レーザ搭載の光学系により、サブミクロンを含め幅広い測定範囲の高分解能な粒子径分布測定を実現
  • 画像解析による少量存在粒子の検出
  • 特許取得済みのレーザ技術と画像解析のシンクロ測定。一度の測定で、粒子径分布に加え30以上の粒子形状情報を取得します。
  • 短時間測定(10秒~)
  • 湿式測定モジュールと乾式測定モジュールの簡単切り替え
  • 操作性のよいソフトウェア、簡単なメンテナンス

レーザ回折・散乱(LD)による粒子径測定は、研究や産業で最も使用されている技術であり、粉粒体品質管理のデファクトスタンダードです。湿式、または、乾式で試料を分散させて測定部へ供給し、レーザ光を照射して、その散乱光パターンから粒子径分布を求めます。
SYNCは、3本のレーザを効果的に配置した光学系により、粒子からの散乱光を0~165度の広角度で連続的に検出します。SYNCは、3本レーザ、または2本レーザの選択が可能であり、3本目のレーザは主にサブミクロン粒子の測定に使用されます。 小粒子は広い角度で光を散乱し、大粒子は狭い角度で光を散乱します。散乱光強度は、測定全体を通して連続的に収集されます。さまざまな粒子特性、例えば、球形/非球形、光透過性の有無、反射/吸収、その特性に応じた独自のアルゴリズムにより、SYNCは、多種多様なアプリケーションの材料を高精度に解析することが可能です。

機能

粉粒体の物性特性は、粒子径分布が一般的ですが、近年、動的画像解析技術の進化に伴い、粒子径分布に加えて粒子形状解析が注目されています。レーザ回折・散乱式(LD)では得られなかった粒子形状情報を得ることにより、製造工程における問題を迅速に特定し、トラブルシューティング時間を大幅に短縮できます。SYNCは、湿式、または、乾式で試料を分散させて測定部へ供給し、高速ストロボ光と高解像度カメラで動的画像を取得します。 SYNCは、個々の粒子に対して30以上の粒子径と粒子形状のパラメータを求めます。動的画像解析式(DIA)の測定技術はシンプルながら、データ解析は非常にパワフルです。粒子径、または、粒子形状の特性に応じた粒子の検索、表示、及び、フィルター機能を搭載しています。全ての撮像粒子をプロットする散布図による粒子特性評価も可能です。

機能

SYNCは、レーザ回折・散乱式と動的画像解析式の測定技術を1台の装置に組み合わせています。3本レーザを搭載した光学系は0~165度の連続面で散乱光を検出して高精度な粒子径分布を求めることを可能とし、更に、高速ストロボ光と高解像度カメラにより粒子形状、及び、粒子径分布の解析を実現しています。
湿式試料供給器FLOWSYNCは、水系/有機系の溶媒に分散された粒子を分散して測定部へ供給し、乾式試料供給器TURBOSYNCは、乾燥粉体を圧縮空気で分散させて粒子を測定部へ供給します。湿式でも乾式でも、測定部では、あるタイミングではレーザ光を照射して発生した散乱光を検出し、あるタイミングでは高速ストロボ光を照射して動的画像を取得します。同じ粒子を同じ分散状態で、同じサンプルセル内の同じポイントをレーザ技術と画像解析で粒子径分布と粒子形状を測定します。 レーザ回折・散乱式による測定結果、そして、動的画像解析式の測定結果、それぞれの測定結果を比較、解析することで、これまで見えなかった粉粒体の現実の姿、特性を評価することが可能となったのです。
SYNCは、この組み合わせ分析により、これまで以上に的確な品質管理、迅速な材料開発・研究開発に貢献します。

色素

色素

  • ラッカー / 色素
  • 陶磁器
  • 化学物質
  • 工業用鉱物
  • 鉄粉
  • 建設材料
  • 化粧品
カプセル

カプセル

  • 医薬品
  • ガラス / ガラスビーズ
  • コーティング
  • 食品
  • 3D プリンタ
  • 食材
金属粉

金属粉

  • エマルション
  • ポリマー
  • 電池材料

    その他

アプリケーションデータベースに各種資料を掲載しております。

.

粒子径分布・粒子形状分析装置 SYNC 周辺機器・アクセサリー

FLOWSYNC & FLOWSYNC MINI 湿式測定用試料循環モジュール

FLOWSYNC(溶液量約200ml)は、給液、脱泡、循環、更には測定後の循環系内洗浄を全て自動で行います。そして、FLOWSYNC MINI(溶液量約45mi)は、溶液量・試料量を最小限としながらも高精度の粒子径分布・粒子形状測定を実現します。
分散性: 出力可変のインライン超音波プローブにより、凝集粒子を分散させた最適な状態での測定を可能とします。  多用途性: 給液・脱泡・循環・洗浄などの測定操作手順(SOP)を保存し、試料に応じて選択し測定します。   接続性: 溶媒の入った容器に給水用チューブを差し込むだけで、内蔵給水ポンプが自動的に必要なタイミングで給液を行います。   均一な分散: FLOWSYNC MINIによる試料循環は、独自の流体力学設計による効果的な乱流で試料の再凝集を防ぎます。   溶媒の互換性 FLOWSYNC MINIは、様々な溶媒に適応します。水やアルコールだけでなく、ヘキサンやトルエンなどの有機溶媒を使用した測定も可能です。   セルフクリーニング: 洗浄工程では、サンプル容器の壁が確実に洗浄されます。測定試料のクロスコンタミネーションを排除した適切な測定を実現します。

TURBOSYNC 乾式測定用試料分散モジュール

Intuitive Use With Just a Few Clicks DIMENSIONS LS for SYNC

The DIMENSIONS LS software comprises six clearly structured Workspaces for method development, operation of the SYNC instrument, result presentation and evaluation of several analyses. The Workspaces for result evaluation remain accessible during analysis.

  • Simple method development
  • Clearly structured result presentation
  • Various evaluation options
  • Intuitive workflow
  • Simple data export
  • Multi-user capability

粒子径分布・粒子形状分析装置 SYNC 製品仕様

測定範囲0.02 µm - 2 mm
測定原理レーザ回折・散乱(ISO 13320)
動的画像解析(ISO 13322-2)
精度*球形ガラスビーズ D50=642ミクロン、CV=0.7% 球形ガラスビーズ D50=57ミクロン、CV=1.0% 球形ラテックス  D50=0.4ミクロン、CV=0.6%
レーザクラス赤色780nm-21CFR1040.10およびIEC60825-1に準拠したクラス1レーザ製品
レーザ出力赤色レーザ、公称値0.35~2mW
散乱光検出機構Two fixed photo-electric detectors with logarithmically spaced segments are placed at correct angles for optimal scattered light detection from 0 to 165 degrees using 151 detector segments.
データ体積・個数・面積分布、パーセントなどの要約データ
データ形式外部の統計ソフトウェアアプリケーションとの互換性を確保するために、暗号化されたMicrosoftAccessデータベースにODBC形式で保存されます。
データ出力粒子径分布:累積パーセント径(任意設定可)、体積平均径、面積平均径、個数平均径 (※)HRA、MT3000シリーズとのデータ互換モードを標準搭載 円相当径、最大/最小フェレー径、楕円長径/短径、周囲長径 粒子形状:円形度、アスペクト比、凹凸度など
測定タイプ乾式、および湿式分析
測定時間10秒~
電源AC入力:90~264VAC、50/60Hz、単相
消費電力25 W、最大50 W(オプションによる)
設置環境温度:5°C~40°C(41°F~104°F) 湿度:90%RH、結露なし最大 保管温度:-10°C~50°C(14°F~122°F)(乾燥のみ) 汚染度2
標準レーザ回折・散乱(ISO 13320)
動的画像解析(ISO 13322-2)
粒子径分布測定結果の表示(ISO 9276-6)
画像解析5.2メガピクセル(2560x2048px)、最大60fps
湿式測定容量:約200ml 流量:最大0~65ml/s、水入口圧力:最大50psig(345kPa)
乾式測定50psi(345kPa)最大圧力
3 CFM(0.0014m3/h)at50psi(345kPa)最小流量
乾燥汚染物、水分、油分がないこと
真空真空度が80CFM(38l/s)を満たすか超えている必要があります
本体仕様ケース材質:耐衝撃性プラスチック
外面は耐食性塗料またはメッキ仕上げ
化学的適合性:クラスI
寸法 (W x H x D)820 x 460 x 500 mm
質量 (測定部)SYNC本体:23.6kg
FLOWSYNC(湿式ユニット):19.5kg
TURBOSYNC(乾式ユニット):13.6kg
*サンプルとサンプルの前処理によって異なります

材料のことをどれだけ理解していますか?(英語)

本ページに記載の内容は予告なく変更・修正することがあります。