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ハイスループット分散安定性評価装置 TURBISCAN AGS

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ハイスループット分散安定性評価装置 TURBISCAN AGS 世界標準の分散安定性評価装置

  • 目視に比べ、大幅に迅速な分散状態変化の検出が可能
  • 希釈や外部ストレス(遠心力等)を加えず、原液のまま測定が可能
  • 完全に自動化されたロボットステーションで、24時間365日、自動で分散安定性評価を実施可能
  • それぞれ室温+5℃~60℃の範囲で制御可能な3つの温度制御ラックを装備。合計54サンプルの設置が可能
  • 分散安定性の数値化、保管期限(Shelf-Life)の評価、移動速度や粒子径などの測定
  • TSI(Turbiscan Stability Index)を用いることで総合的な分散状態の変化を数値化
  • 最大54検体測定可能
砂

エマルジョン

  • 化粧用クリームやローション
  • 乳製品、飲料、香料
  • 非経口製剤や塗り薬
  • 金属加工油剤
  • 肥料、殺虫剤
  • 石油エマルション
医薬品

サスペンション

  • 塗料、インク、コーティング
  • 医薬品やワクチン
  • 化粧品や日焼け止め
  • 化学・ポリマー
  • セラミックスや触媒
  • 電池スラリー
  • 電子材料スラリー
砂糖

コロイド粒子 & ナノ粒子

  • ドラッグデリバリーシステム: LNP, リポソームなど
  • ナノ粒子およびナノ粒子懸濁液
  • ポリマーやバイオポリマー分散体

    その他

データ収集の安全性 TURBISOFT AGS Software for TURBISCAN AGS

ハイスループット解析を実施する場合、大量のサンプルの正確な測定と、生成された大量のデータを処理するためのソフトウェアが不可欠です。

TURBISCAN AGSには大量のサンプルの測定を確実に行うためのTURBISOFT AGS、データの解析(データ解釈、分散安定性の比較、レポートの作成)を行うためのTURBISOFT、計2つのソフトウェアが付属しています。

TURBISOFT AGSは大量のサンプルの測定条件を簡単に設定できるよう設計されており、直感的に測定条件の設定が可能です。

TURBISOFTは測定結果を解析し、レポートの出力が可能なソフトウェアで、これも直感的に使用できるよう設計されています。

これら2つのソフトウェアにより、大量のサンプル測定とデータ解析を確実に実施する事が可能となります。

  • 直感的でわかりやすいナビゲーション
  • TSIアルゴリズムに基づく迅速かつ正確な分散安定性の比較
  • 高度なデータ解析機能:粒子の移動速度、平均粒子径の変化、相分離など
  • TURBISOFT:複数のコンピュータで使用可能
  • コピー&ペーストで簡単にデータのエクスポートが可能
  • 分散状態の変化をアニメーションで表示可能
  • ガイド付きソフトウェアにより簡単にキャリブレーションが可能
  • 日本語ソフトウェアによる簡単操作
 レチクル

標準セル(30 ml)

標準の円筒形ガラス製セルの推奨充填量は約20mlです。化学物質や細菌による汚染を防ぎ、洗浄や乾燥にかかる人件費を削減するため、使い捨てを推奨しています。セルはキャップと使い捨てのPTFEシールで密閉され、高温測定時のサンプルの蒸発を防ぎます。このセルは、目視での分散安定性試験との相関を取るためにも使用可能です。

Audit Trail Manager

ロボットステーション

ロボットステーションにはサンプルをスムーズに測定ユニットへ移動させるロボットハンドが装備されています。サンプルを温度制御ユニットから取り出し、測定ユニットで測定し、温度制御ユニットに戻すプロセスは、1分以内に完了します。

ガイド

温度制御ラック

測定までの間、サンプルは温度制御ラックで保管されます。TURBISCAN AGSには、1つあたり18サンプルがセットできる3つのサンプルラックが装備されており、各ラックの温度はそれぞれRT+5℃から60℃(オプション:90℃)の範囲で設定できます。

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関連学術論文

当社の測定器は、科学や研究における幅広い応用分野のベンチマークツールとして認められています。これは、科学出版物における広範な引用によって反映されています。以下に掲載されている記事をご自由にダウンロードし、共有してください。

TURBISCAN AGS 製品仕様

データ取り込み間隔40 µm
サンプル管理機能(バーコード)あり
CE認証あり
寸法145 x 75 x 85 cm
関連規格ISO/TR 13097:2013, ISO/TR 18811:2018, ISO/TS 22107:2021, ISO/TS 21357:2022
検出可能な粒子径範囲10 nm - 1 mm
測定原理静的多重光散乱法 (SMLS)
粒子径分布Yes (additional software required)
スロット数1(オートサンプラー:54検体)
標準ラテックス粒子による再現性/繰り返し精度+/- 0.05% / 0.05%
サンプル濃度0.0001 - 95% v/v
試料の量20 mL
ソフトウェアTurbisoft AGS
温度調整範囲室温+5°C - 60°C
重量50 kg

本ページに記載の内容は予告なく変更・修正することがあります。