TURBISCAN TOWERは、6検体のサンプルを測定できるように設計された分散安定性評価装置で、TURBISCANシリーズの最上位モデルです。静的多重光散乱(SMLS)技術により、エマルション、懸濁液、泡状サンプルの分散安定性を迅速かつ高精度に測定します。
TURBISCAN TOWER は 6 つの測定スロットを備えているため、サンプル同士の比較や多検体測定を柔軟に実施することが可能です。また、(高濃度あるいは黒色検体も含む)様々なサンプルに対して、分散安定性評価が可能です。沈降、凝集、クリーミング、合一など分散液の経時的な変化が、迅速かつ正確に検出・数値化されます。
SMLS技術により測定時間を短縮するだけではなく、80°Cまでの加熱温調機能を利用した加速試験が可能です。また、希釈せず、外部ストレス(遠心力等)を加えることもなく、サンプルをそのままの状態で測定することができます。測定はISO(ISO TR13097、ISO TR 18811)に準拠しています。
測定結果はソフトウェアに保存され、モニター画面にシンプルなカラーコードで表示されるため、サンプルの分散安定性を直感的かつ簡単に読み取ることができます。TURBISCAN TOWERは、分散液の配合を時間・コスト効率良く設計・改善・検証することを可能にし、数値データに基づいた迅速な意思決定を支援します。
* Image shows new product design – available starting April 2024
多検体分散安定性評価装置 TURBISCAN TOWER 世界標準の分散安定性評価装置
- 目視に比べ、大幅に迅速な分散状態変化の検出が可能
- 6検体測定
- 希釈や外部ストレス(遠心力等)を加えず、原液のまま測定が可能
- 4℃から80℃で温度制御が可能。室温や冷蔵庫など実際の保管条件下での分散安定性に加え、加熱による加速試験も可能
- 分散安定性の数値化、保管期限(Shelf-Life)の評価、移動速度や粒子径などの測定
- TSI(Turbiscan Stability Index)を用いることで、分散状態の経時的な変化を数値化
- 限られたスペースにも配置可能な省スペース・タワー型設計
- 直感的に分かりやすい液晶画面:測定状況とTSI分散安定性指数を表示
多検体分散安定性評価装置 TURBISCAN TOWER 付属品とオプション
使いやすい標準セル(30ml)から小容量セル(最小2ml)、高粘度サンプル用セルなど、ニーズに応じて幅広くご用意しています。
信頼性の高いソフトウェアで、信頼性の高い解析結果を TURBISCAN TOWERのDIMENSIONS TS
データ取得、分析、エクスポートは、TURBISCANシリーズ専用の直感的ソフトウェアであるDIMENSIONS TSによってシームレスに管理されます。効率性を追求して設計されたDIMENSIONS TSは、より速く、より明確で、より実用的なインサイトを提供するために継続的に最適化されており、ユーザーがわずか数回のクリックで信頼性の高い結果を得るのを支援します。
- セットアップから分析までスムーズな体験を提供する直感的で使いやすいナビゲーション
- 実績のあるTSIアルゴリズムを搭載した、高速かつ信頼性の高い安定性比較
- 詳細な分析のための高度なデータ処理ツール:移動率、粒子サイズ進化、相分離など
- 常に最新:継続的なソフトウェアアップデート付き無料ライセンス
- 複数のワークステーションでシームレスに使用できる柔軟なマルチユーザー機能
- 簡単コピー&ペーストで実現する、手間のかからないデータエクスポート
- 結果に対する信頼性を高めるための完全ガイド付きの校正検証手順
- 多言語対応
- 21 CFR Part 11に準拠し、データの完全性と規制遵守を保証する
- 一つのソフトウェアで複数の機器を:単一のコンピューターから複数のデバイスを同時に制御
多検体分散安定性評価装置 TURBISCAN TOWER 代表的な用途
TURBISCANはスラリー、コロイド、エマルション、泡状サンプルなどの分散安定性評価にご使用いただけます。
TURBISCANシリーズは塗料およびコーティング、バッテリー、化学製品、石油およびガス、化粧品、飲料、食品、製薬、農薬など、様々な分野で使用されています。
アプリケーション例
アプリケーションデータベースに各種資料を掲載しております。
多検体分散安定性評価装置 TURBISCAN TOWER 製品仕様
| サンプル管理機能(バーコード) | お問合せください |
|---|---|
| CE認証 | お問合せください |
| 寸法 | 38 x 45 x 90 cm |
| 関連規格 | ISO/TR 13097:2013, ISO/TR 18811:2018, ISO/TS 22107:2021, ISO/TS 21357:2022 |
| 検出可能な粒子径範囲 | 10 nm - 1 mm |
| 波長 | 880 nm |
| 測定原理 | 静的多重光散乱法 (SMLS) |
| 粒子径分布 | Yes (additional software required) |
| スロット数 | 6 |
| 標準ラテックス粒子による再現性/繰り返し精度 | +/- 0.05% / 0.05% |
| サンプル濃度 | 0.0001 - 95% v/v |
| 試料量 | 2 - 20 mL |
| データ取り込み間隔 | 20 µm |
| ソフトウェア | DIMENSIONS TS |
| Temperature range | 4 - 80°C |
| 重量 | 51 kg |
| データインテグリティと機器の適格性評価 | 21 CFR パート11に準拠しており、IQ/OQが利用可能 |
多検体分散安定性評価装置 TURBISCAN TOWER 資料ダウンロード